論文概要

タイトル:侵入検知システム(IDS)の知的高機能化に関する研究
著者:中村善則(博士(前期)課程)


XDSL 等の広帯域なインターネット接続の爆発的普及により、小規模な組織(企業等) のインターネットへの常時接続が進んだ。しかしながら、インターネット(ネットワーク) 接続の普及による情報セキュリティに対する様々な脅威が身近な問題として現実のもの となり、多くの問題が発生した。
このような状況に鑑み、外部よりの侵入による脅威と内部からの不正な操作による脅威 に対する情報セキュリティを向上させる一つの方法として、ネットワーク型とホスト型の 機能を併せ持つ侵入検知システム(IDS)に推論機能を追加することにより侵入検知の 向上を行なう手法を提案する。