岩手県立大学 ソフトウェア情報学部

Intelligent Software System, Fujita Laboratory I  

 

研究内容

 

基本コンセプト

コンピュータの性能は飛躍的に向上し、さまざまなことができるようになってきています。 しかし実際にはコンピュータは、人に教えられた命令・計算を正確に行っているだけに過ぎません。 コンピュータはまだ、人の命令通りに複雑な計算を行う【計算する機械】といえます。

そこで藤田I研では、コンピュータに与える命令に新しい工夫を加える事によって、 【計算する機械】【思考する機械】へと発展させることを目標としています。 与えられた命令を単に実行するだけでなく、自分の持つ情報を利用して、それ以上のことを行うコンピュータを目指しています。

簡単な説明、キーワード

【簡単な説明】
インテリジェントソフトウェアシステム学講座では、現在人間が行うことができるが、コンピュータでは実現不可能、あるいは十分支援できない問題に対し、知 識情報処理、ソフトコンピューティング、統計処理などの考えを単独または組み合わせて使うことで、問題の解決を図ることを目的に研究を行っている。人が行 う思考をモデル化し、コンピュータ上に実現することで、従来の手法では解決できなかった問題をコンピュータで解決し、支援することを目指している。また人 に対し、より高いレベルの支援の実現、作業負荷の軽減を図るため、人の意図理解ひいては感情推定、それらを用いて人の考えの先読みができるコンピュータの 実現をめざし、ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)に関する研究や感情・感性情報処理に関する研究を行っている。
【キーワード】
知識情報処理, ソフトコンピューティング,ヒューマンコンピュータインタラクション,感情情報処理

主な研究テーマ

  • メンタルクローニングに基づく知的インタラクションシステムの開発
  • メンタルクローニング手法を用いたバーチャル・ドクター・システムの研究開発
  • 知的相互作用システムとしての宮澤賢治認知モデルの構築

主な研究プロジェクト

 




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